4月最後の日曜日

久しぶりに書の友と海へ行ってきました。午後3時に出発です。車で30分くらいかなぁ。気温が高くて暑い暑い。日陰に入って景色がいいなぁ～と思いながら海を眺めていました。

目の前には磯があります。潮は引いて干潮です。岩には乾燥したアオサがびっしり。去年来た時は海藻やら貝やらを採った場所です。海藻でびっしりだった海面も今年はそうでもなかったです。水温が高くて枯れてしまったのかなぁと思いました。

潮溜りを見つけるとついつい石をめくってしまいます。蟹やら海老やらが沢山です。初めて見る綺麗な海老や変わった蟹に出会いました。写真を撮っておけばよかった。他にも何かいないかなぁと思い石をめくると牡蠣のような貝で指先を切ってしまいました。しかも傷口には貝の破片が入ったままです。海老や蟹の写真は撮り忘れましたが、傷口は忘れずに撮っています。こんな小さな傷で大袈裟なと笑われそうです。

海の探索終了...。指はズキズキします。帰ってから針でほじほじして取り除きます。

ベンチがあったので、書の友と少し話をしました。私より数年先に師範試験に合格している人です。陽は落ちかけ風が涼しいです。

「試験に受かって何か変わった事あった？」

「いや...別に何も変わった事は...。一つ山越えた感じかな。」

「そうなんやぁ...。」

私達は違う師に字を習っているのでたまに会うとお互いの教室の事を話したりしています。

ベンチから立ち上がり、今度は散歩しながら話をしました。

仕事の事とかこれから先の事とか...。私は考えこんでしまうタイプなのでなかなか始めの一歩を踏み出せません。そんな私のしょうもない話を聞いてくれるのでありがたいです。

陽にあたったせいか顔がピリピリします。今夜はぐっすり眠れそうです。

最後に少しだけ釣りをしている人達を遠くから眺めました。楽しそうに話しています。餌を求めて野良猫も数匹集まっていました。

夕日が綺麗でした。もう少しこの場所で話を聞いて欲しかったなぁ。